バンコクに住んでいると、「今日はどこで買い物しようかな?」と迷うことってありますよね。
観光で来た方なら、「せっかくなら、おしゃれで便利な場所に行きたい!」と思うはず。

そんなとき、私が真っ先におすすめしたいのが――**「エンポリアム(Emporium)」**です。

高級感あふれるデパートでありながら、日常の買い物にも便利。
ブランドショップやカフェ、スーパー、映画館まで揃っていて、「ここに来れば何でも揃う」と言っても過言ではありません。

私自身、タイに来たばかりの頃はどこで買い物をすればいいのか分からず、暑い中あちこち歩き回ってヘトヘトになった経験があります。
でも、エンポリアムを見つけてからは、週末の定番スポットになりました。
今回はそんな“バンコク生活の味方”とも言えるエンポリアムについて、営業時間・アクセス・フロアマップ・グルメ情報を、体験談を交えながらたっぷりご紹介します。


エンポリアムの営業時間

エンポリアムの営業時間は毎日10:00~22:00
この時間帯なら、観光の合間にも仕事帰りにも立ち寄れるので、とても使いやすいです。

私がよく行くのは開店直後の10時台
まだお客さんが少なくて静かなので、落ち着いてお店を見て回れます。
高級ブランドエリアのガラス越しに朝の光が差し込む瞬間は、ちょっと特別な気分になりますよ。

一方、夕方5時以降は一気に活気づきます。
BTSプロンポン駅から続々と人が流れ込み、レストラン街も賑わいを見せます。
特に金曜の夜は、仕事帰りのタイ人や観光客でレストランがほぼ満席。
この時間帯は少し待つことを覚悟した方がいいかもしれません。

なお、カフェやレストランの中には、営業時間が異なる店舗もあります。
「どうしてもこのカフェに行きたい!」という時は、公式サイトやGoogleマップで事前にチェックしておくと安心です。


アクセス方法:BTS直結で超便利!

エンポリアムの最大の魅力のひとつが、アクセスの良さです。
なんと、BTS(スカイトレイン)のプロンポン駅(Phrom Phong)直結なんです。

改札を出てすぐにスカイウォークでデパートへ直行できるので、暑い日も雨の日も快適。
私が初めて訪れた日はスコール真っ只中でしたが、濡れることなく中に入れた時の感動は今でも覚えています。
「バンコクでこれほど便利な場所があるなんて!」と驚きました。

BTSを利用するなら、**スクンビット線(Sukhumvit Line)**のプロンポン駅で下車すればOK。
車を使うより断然スムーズです。
バンコクの夕方は本当に渋滞がひどく、タクシーだと目的地まで1時間以上かかることもあります。
時間を無駄にしたくない人には、BTSがベストです。

もちろん、タクシーやGrab(配車アプリ)も利用できますが、夕方は渋滞が予想されるため、時間に余裕を持って出発しましょう。

もしエンポリアム近くのホテルやサービスアパートメントに泊まっているなら、徒歩アクセスもおすすめ。
スクンビット通り沿いはカフェやおしゃれなショップが多く、散歩しながら向かうのも気持ちいいですよ。


エンポリアムのフロアマップと構成

エンポリアムは、一見コンパクトに見えるものの、縦に非常に充実した構造になっています。
私も最初に行ったとき、「思ったより階数が多い!」と驚きました。

主なフロア構成は次の通りです。

  • B1階: 両替所・カフェ・軽食・生活雑貨
  • 1~2階: ルイ・ヴィトン、グッチ、シャネルなどの高級ブランド
  • 3階: コスメ・アクセサリー・雑貨
  • 4階: ファッション、スポーツ用品、インテリア
  • 5階: レストラン街&フードコート「Emporium Food Hall」
  • 6階: 映画館「SFX Cinema」・書店・キッズショップ
  • 7階: スーパー「Gourmet Market」・家電・日用品

特に5階と7階は、私にとって“癒しのエリア”。
5階のフードコートは手頃で清潔、7階のグルメマーケットはタイのお土産探しに最適です。


フロアマップの見方とコツ

館内には紙のマップが用意されていますが、デジタルマップの方が便利です。
私は最初、紙の地図を見ながら回っていたのですが、途中で「このエスカレーターどこにあるの!?」と迷ってしまいました(笑)。
その後、スマホでデジタルマップを開くようにしてから、スムーズに移動できるようになりました。

特にエンポリアムは、階ごとにエスカレーターの配置が少し異なるので、目的のお店に行く前に確認するのがおすすめです。

また、回り方のコツとしては、
「まず最上階まで上がって、下りながら各フロアを見ていく」
この方法が一番効率的です。
上の階にレストランや映画館があるので、自然にショッピング→グルメ→映画の流れで楽しめます。


ブランドショップの魅力と雰囲気

エンポリアムの1〜2階には、世界中の有名ブランドが並んでいます。

ルイ・ヴィトン、グッチ、ディオール、エルメス、カルティエ、ティファニー…。
通路を歩いているだけで、まるでファッションショーのランウェイを歩いているような気分になります。

私はブランドショップを巡るのが好きで、ウィンドウディスプレイを見るだけでも満足派。
バンコクでこれほどラグジュアリーな空間を気軽に楽しめるのは、本当に贅沢です。

中でも印象的だったのは、ルイ・ヴィトン(1階)
駅から入ってすぐ目に入るので、一気にテンションが上がります。
そして**エルメス(1階)**は、照明や香りの演出がとても上品。
見るだけでも心が満たされる空間です。

さらに上階には、タイ発のデザイナーズブランドも充実しています。
ローカルブランドならではの遊び心あるデザインに出会えるのも魅力です。


お土産探しも楽しい!おすすめショップ&グッズ

「高級デパート=お土産には向かない」と思われがちですが、エンポリアムは違います。
ここには、タイらしさを感じるおしゃれなお土産がたくさんあります。

たとえば、上階フロアのセレクトショップでは、ゾウや蓮をモチーフにした雑貨や、手刺繍入りの布小物などが並びます。
軽くてかさばらないので、日本へのお土産にぴったり。

コスメ好きなら、THANN・HARNN・KARMAKAMETといったタイ発のスパブランドも見逃せません。
私は特にHARNNの石鹸をよく買います。
家に帰って箱を開けた瞬間、ふわっと香るアロマに癒やされるんです。

そして、7階のグルメマーケットはお土産の宝庫!
タイティーの茶葉、マンゴー味のスナック、ドライフルーツ、インスタントヌードルなどがずらり。
私は日本に帰る前、ここでまとめ買いをするのが定番になっています。


フードコートとグルメ情報

5階のフードコート「Emporium Food Hall」は、バンコクでもトップクラスの清潔さと快適さ。
屋台風のお店が並んでいますが、衛生的で観光客でも安心して食事ができます。

私のおすすめは、やっぱりカオマンガイ
しっとりした鶏肉とジャスミンライスの香りが絶妙です。
また、**カオニャオ・マムアン(マンゴーともち米のデザート)**も外せません。
ここなら安心してローカルスイーツを試せます。

さらに、ラーメンや寿司などの日本食も意外と本格的。
旅行中に「ちょっと日本の味が恋しいな」と思った時にぴったりです。

1食あたり100〜200バーツ前後と、観光地としてはリーズナブル。
何度行っても新しい発見がある場所です。


まとめ

エンポリアムは、
「買い物」「食事」「映画」「お土産探し」
すべてが一か所で完結する、まさにバンコクのオールインワンデパートです。

BTSプロンポン駅直結でアクセス抜群。
夜10時まで営業しているので、昼でも夜でも楽しめます。

最初は少し高級そうに見えるかもしれませんが、実際は誰でも気軽に楽しめる温かい空間。
私も今では、週末のリフレッシュや友人との待ち合わせに欠かせない場所になっています。

バンコクを訪れるなら、ぜひ一度エンポリアムへ。
きっとあなたの“お気に入りの場所”になるはずです。