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2019/12/15 (Sun)
Masです。
ようやく回復してきたので、、みんなに貰った手紙とギフト、段ボールと金魚達に囲まれながら自宅のソファーの上でカタカタと書き始めてみました。
まずは改めてHEADS or TAILS Vol.2に集まってくれて、そして遠くから応援の声を届けてくれて有難うございました。
11/22に主催した「Once More, with Feelings」で、一緒に成長してきた仲間の愛に囲まれて
12/13に「HEADS or TAILS Vol.2」で大好きな先輩たちに見守られて、ここまでの想いを完全燃焼することができました。
あと1分でも長く続けていたらこの感情に歪みが生まれてしまっていたかもしれない。
それくらいギリギリのところまでYoshi、Masa、Mutsumiと走り切り一緒に作ってきた6年間に終止符を打つことができました。
ここからは、またNOTHING TO DECLAREを一人で進めていきます。
10年前、日本に帰国する前に作ったNOTHING TO DECLAREという、好きな仲間と好きな事をやるためのプロジェクト。
それをYoshiがバンドにしようと言ってくれて、MasaとMutsumiも一緒にバンドとしてスタートしたのが2013年。
共に笑い、泣き、喧嘩はほとんどせずに色々な事を乗り越えながら続けること4年。
2017年の秋に「All or Nothing」をリリースしてからは「自分の好きなことに対して零か百の戦いを」を掲げて
バンドとしての、一人のアーティストとしての”All”を追い続けてきました。
そんな活動の中4人の人生の方向性の違いも浮き彫りになり
4人で奏でるAll or Nothingに違和感を覚え始めたのが2018年の春。
NOTHING TO DECLAREの”All”とは何なのか?
そんな迷いを抱えた状態で迎えた同年12/9の初ワンマンライブ。
ライブ中も必死で考え続けたNOTHING TO DECLAREとしてのあり方は、終演後まで見つからなかった。
自分の人生で一番自分らしくない、一番悔しさが残ったライブ。
大きなターニングポイントでした。
直後の4人でのミーティングで初めて、”解散”の言葉が出ました。
音楽を通して「All or Nothing 」を掲げるための心構えがNOTHING TO DECLAREに備わっていなかったと感じました。
その日は一度全員ゼロの状態で年を跨いで最初のミーティングで各々の答えを出そうと話して、別れました。
2019年。迎えた最初のミーティングで話し合い、4人で新たに掲げたNOTHING TO DECLAREとしての”All”。
その”All”とメンバー個々の”All”を合わせて行けるところまで行こう、と4人で切った最後のスタート。
ただ、向かう方向が明確になってからは個々の方向性の違いも明確になり始めて、4人での”行けるところ”が見えるまでそこまで時間は掛からなかった。
Yoshiの脱退と新しい音楽人生の道。
全力で後押ししました。
ここまでYoshiを隣で見てきて、本人が一番輝ける場所がそこだと感じたから。
それがきっかけではなかったものの、やはり向かう方向の違いから立て続けの発表になってしまったMasa、Mutsumi脱退。
応援してくれているみんなを二度もがっかりさせてしまい、心が離れてしまった人もたくさんいたと思います。
自分自身の心すらさえも離れかけていた中
ここでNOTHING TO DECLAREを終わりにはできない
魂を込めて叫び続けてきた言葉を、まだ伝え切れていない想いを奏で続けたい
もう一度、一人に戻して続けていきたいという思いを3人に話しました。
その言葉を受け入れてくれたYoshi、Masa、Mutsumiへの感謝の気持ちと共に、その責任を
彼らの気持ちを背負って今後もNOTHING TO DECLAREを続けていきます。
暫くの間はサポートメンバーを入れたライブ・制作は今のところは考えていません。
NTDとしてのライブはアコギ一本でやっていきます。
もう一度自分の音と見つめ合いながら、時間をかけてその表現方法を少しずつ広げていこうと思います。
ここまでYoshi、Masa、Mutsumiと共にNOTHING TO DECLAREと歩んでくれて、本当に有難うございました。
そしてこのソファーの上から始まる新しい物語の成長を、見守って楽しんで、時に一緒に成長していってもらえたら嬉しいです。
すぐ戻るからね。
Mas